☆今日(9/10)は『愛する小倉トーストの日』
・「オ(0)グ(9)トー(10)」の語呂合わせにちなみ制定。
・小倉トーストは、スライスした食パンを焼いてバターを塗り、そのうえにあんこをのせたもの。
・いわゆる「あんバター」のトーストです。そういや少し前にブームになってましたね。
・でもあんこが苦手な人からすると、せっかくの完成されたバタートーストにあんこをトッピングするなんて、もう全くもって意味が分からん異次元の食べ方だと思います…。
・逆もまた然り。純粋なあんこを楽しみたい人にはバターが乱入する非常事態。あんことバターは水と油、混ぜるな危険。
・ただ、ハマる人にはこの「あんバター」が強烈にクセになるという事実。甘いあんこの風味にバターの塩味が加わる「甘じょっぱさ」が他に代えがたい何とも言えない魔力になり、そこにはもう戻れない世界が広がっているとか。
・そのため、あんこは苦手でも「あんことバターが合わさったあんバターになると食べられる」という人までいるみたい。「あんこ」と「あんバター」は切り離して別の食べ物だと思ってもいいかもしれません。
・ところで、この「甘じょっぱい」という味。あんバターの他にもみたらし団子や塩キャラメル、歌舞伎揚、チョコレートコーティングのポテチに柿の種。どれもなぜか妙にクセになる味ばかり。
・甘いものだけを食べていると次にしょっぱいものが欲しくなり、また次は甘いものに戻り…という抜け出せないループに陥ることがありますが、「甘じょっぱい」は単体でこのループを回すことができるから、味覚の奥深くに刺さって美味しいのでしょうか。
・たぶん甘味と塩味が混ざることお互い突出した部分が緩和され、両者の個性が合わさってむしろバランスよくいい感じの味になるというのもあるんでしょうかね。
・でもやっぱり大事なのは組み合わせか。味としての甘じょっぱだけなら、チョコレートに醤油かけても漬物をシロップ漬けにしても成立するわけですが、これらは試すまでもなく美味しくなさそうなので。甘じょっぱの魔力は組み合わせで決まりそうです。
・ちょっと前にネット上で話題になることが多かった「久世福商店 あんバター」
・今になって気になってきました。